申し分のない反応だった。{horse=2008102554:ピュアオパール}は美浦Pで、4F56.1-40.5-11.9秒。先行するホノカアボーイ(3歳未勝利)の内へ4角で潜り込むと、残り1Fからビュッと切れた。「反応を確認した程度だけど、感じはいい」と戸田師。逃げて15着に敗れた前走の阪神JFに「結果的にペースを落とし過ぎたかも。スピードを生かした競馬を」と反撃を誓った。
東京の芝1600m戦を鋭い決め脚で制した{horse=2008103672:フジチャン}。美浦Pで追われ、5F65.2-36.8-12.0秒の好タイムで素軽い動きを見せた。清水英師は「自分が思ったより時計は速かったし、そう見えたのは状態がいいからだろうね」と好感触を口にする。昨年は厩舎の先輩コスモネモシンが制した。好相性のレースに「似た雰囲気はある」と再現を狙っていた。
マイルで新味を出す。{horse=2008102892:バラードソング}は栗東坂路で単走追い。真っすぐに駆け上がり、4F53.1-38.3-12.4秒をマークした。牧浦師は「脚取りはしっかりとしていましたね。レースでは追走に焦らせると甘くなってしまい、力を出し切れていない。距離が延びるのはプラスだと思うので、前半をゆっくりと走らせて、しまいを生かしたい」と変化に期待する。
提供:デイリースポーツ