28日、阪神競馬場で行われたアーリントンC(G3、芝1600m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝オッズ160円)シーキングザダイヤ(牡3、栗東・森秀行厩舎)が優勝。重賞初制覇を果たした。好スタートから道中2番手を進み、直線入り口で先頭に立つと、3番人気カリプソパンチ(2着)とのマッチレースを1/2馬身凌ぎ勝利した。勝ちタイムは1分35秒8(良)。3着には2番人気ブラッドバローズ。
同馬は父Storm Cat、母シーキングザパール(その父Seeking the Gold)という血統で、母シーキングザパールは97年のNHKマイルCや98年のモーリスドギース賞(仏G1)を制した名牝。今回の勝利で親子2代の重賞制覇となった。通算4戦3勝。管理する森秀行調教師は同レース初勝利。鞍上の武豊騎手は同レース4勝目(前身のペガサスSを含めると5勝目)で、重賞は通算180勝目。