待ち望んだ舞台だ。{horse=2004100044:ワンダーポデリオ}は栗東坂路で追い切り。全体時計はエラーで計時されなかったが、力強いフットワークでこう配を駆け上がり、ラスト1Fは12.9秒をマークした。「いいんじゃないかな。中間も順調だし、減っていた体が使いつつ戻ってきた。良くなっている」と藤岡範師は笑顔をのぞかせる。
左回りの1400m戦が最も力を発揮できる。「右手前だと3、4コーナーでもたれる。だからコーナーを左手前で走れる左回りは合うんだ」。回避馬が出たことで出走が可能となっただけに、期待は大きい。生粋のサウスポーが、幸運を追い風に重賞獲りを狙う。
提供:デイリースポーツ