29日、中山、阪神競馬場で新馬戦3鞍が行われた。
阪神4R(芝1600m)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気ホリーゴースト(牡3、栗東・北橋修二厩舎)が、好スタートから道中2番手を進み、持ったままの手応えで直線に向かうと2着に3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分37秒3(不良)。父フジキセキ、母トウホーカラー(その父バンブーアトラス)という血統。2着には98、99年の有馬記念を連覇したグラスワンダーの従妹グレイスマジック、3着には2番人気プライムタイムが入った。
中山5R(芝2000m)は、O.ペリエ騎手騎乗の圧倒的1番人気マチカネカガフリ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、3コーナーから楽な手応えで先頭に立つと2着に3.1/2馬身をつけ快勝。単勝1.3倍の期待に応えた。勝ちタイムは2分4秒3(良)。父Spectrum、母ディジーハイツ(その父Danzig)という血統。2着に4番人気ウインストリーク、3着には2番人気シンボリジャガーが入った。なお、藤沢和雄厩舎の新馬は昨年の11月の新馬戦から7戦し、全て勝利を収めている。
中山6R(ダート1200m)は、勝浦正樹騎手騎乗の2番人気コアレスパティオ(牝3、美浦・成島英春厩舎)が、内々2番手から直線先団を抜け出し2着に2馬身をつけ優勝。勝ちタイムは1分15秒9(良)。父トウカイテイオー、母ラブリーコアレス(その父トウショウイレブン)という血統。2着に8番人気のケイアイプリティー、3着には14番人気エマノネガイが入り、3連複は102,180円の高配当となった。1番人気ユウターマライアは9着に敗れた。
なお、中山4R未勝利戦(ダート1200m)は、02年安田記念を制したアドマイヤコジーンの半弟タイキエンデバー(牡3、美浦・高橋祥泰厩舎)が新馬戦12着からの変わり身を見せ優勝した。父タイキシャトル、母アドマイヤマカディ(その父ノーザンテースト)。