ナカヤマナイトが美浦Wの併せ馬で躍動した。大きく先行する
ダイワソウル(4歳500万下)を、首をグッと下げて追走。直線残り1Fで手応えが一杯になった相手を馬なりのまま一気にかわし去ると、強めにしっかり追われて3馬身の先着を決めた。
5F65.7-3F38.0-12.6秒の時計に「時計は重要ではない」と話した二ノ宮師。「馬なりでサッと相手を抜いて、最後まで気を抜かせないケイコがしたかったんだ。その通りの内容だった」と満足げな表情を浮かべた。
燃えやすい気性を抑えるべく、今回はゲートまでメンコを着けて直前に外す対策を施す。「レースで全力を出すタイプだから、間隔をあけた方がいい。だから余計にレースを使いたくない。ここで賞金を加算して、皐月賞一本で行くのが理想」とトレーナーは先を見据えた。
ディープサウンドは蛯名が4週連続で騎乗。美浦坂路を4F51.7-37.6-12.5で駆け上がった。「先週、併せ馬でビッシリ。今日はラスト1Fだけ、ある程度追ってもらった。状態はいい」と勢司師は満足げだ。1番人気のホープフルSでは気難しさを出して10着惨敗。「実力はあんなもんじゃない。広いコースに変わるのはいいはず」と反撃を誓う。
提供:デイリースポーツ