プロヴィナージュ、ハードトレに指揮官も納得/中山牝馬S

2011年03月10日 12:01

 {horse=2005102392:プロヴィナージュ}を管理する小島茂師は「GI並までとはいかないが、強いケイコをやってきた。しごきだね」と中間の調整過程を振り返る。ハードなトレーニングで、悲願の重賞初Vを狙っている。

 直前追い切りは美浦Wで3頭併せ。先行させたマチカネヒヨドリ、クラブトゥギャザー(ともに5歳1000万下)を追走し、直線では内に潜り込んで1馬身先着。6F83.9-38.3-12.2秒の時計をマークした。

「道中は我慢に我慢をさせて、最後に追うという感じでやった。良かったね」と指揮官は納得の表情を見せる。この中間は肉体面だけでなく、精神面でも攻め抜いた。Wでの1週前追いは、先行させた2頭の間に入れる調教で闘争心を促し、坂路でもあえて手綱を引っ張りながら上り、やる気を出させた。「今回は中身の違う調教をこなしてきた」と、重賞初制覇へ向けての意欲は十分だ。

 {horse=2007102955:アグネスワルツ}は栗東坂路で鋭い脚さばきから、4F53.5-39.0-12.7秒をマーク。宮本師も「先週、時計が出ているし、今週はしまいをサッと。動きは良かったですね」と笑顔だ。関東遠征時は(0-2-1-0)。「相性がいいよね。長時間、馬運車に乗るとやる気になるのかな。今回も頑張ってほしいね」と愛馬の奮起を期待した。

提供:デイリースポーツ

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