トーセンジョーダン、池江師「順調そのもの」/阪神大賞典

2011年03月17日 12:05

 豪快な脚さばきで、{horse=2006103169:トーセンジョーダン}が栗東坂路を駆け上がった。ロードイノセント(5歳1000万下)と併せ、4F52.0-38.5-13.3秒。水分を含んだ重たい馬場の中、左ステッキが入るなど、テンからビッシリ追われた。僚馬に1馬身遅れたが、池江師は「順調そのもの。しまいの伸びが今ひとつだったが、こういう馬場が合わなかっただけじゃないかな。仕上がりはいい状態に持って行けました」と満足感をにじませた。

 先週の同坂路4F51.8秒に続く、2週連続のハードトレ。「ツメが良くなって使い込めるようになったし、順調に調教ができるようになった」と師は説明する。昨秋のアルゼンチン共和国杯で重賞初Vを飾ると、有馬記念では強豪相手に5着と健闘。AJCCでは、きっちり重賞2勝目をゲットした。故障でクラシックは棒に振ったが、厳しい鍛錬に耐えられる強じんな体を得て、ようやく能力が開花してきた。

 春の最大目標・天皇賞(5月1日・京都)に向け、初めて挑む3000m戦。「未知な部分もあるが、2500mでも折り合っていたし、距離延長は心配していない。春天で3200mを走るうえでも、ここは試金石」と指揮官は言い切った。勝って主役として本番へ。背負った思いを力に変え、ジョーダンが重賞連勝を決める。 

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。