日本ダービー2025に出走予定のマスカレードボール(今年4月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
手塚貴久調教師がマスカレードボールで日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の初制覇を目指す。
手塚貴久調教師は64年9月20日生まれの60歳。99年に開業した。JRA通算7124戦702勝。GIは9勝を挙げている。また、クラシックは桜花賞を13年にアユサン、菊花賞を18年にフィエールマン、オークスを21年にユーバーレーベン、皐月賞を23年にソールオリエンスで制しているので、完全制覇に残るは日本ダービーだけ。勝てば史上5人目の偉業が達成される。
日本ダービーにはマスカレードボールで挑む。前々走の共同通信杯で重賞初制覇。続く皐月賞は3着だったが、直線で馬群の中からグイグイ伸びて、着順以上に価値のある内容だった。本番では皐月賞の上位2頭を逆転できる可能性は十分にある。
手塚貴久調教師にとっては1番人気で2着だった23年のソールオリエンス以来、2年ぶり5頭目の日本ダービー参戦となる。ダービートレーナーの称号をつかみ取れるか。
※内容に一部誤りがございました。お詫び申し上げます。