21日、阪神競馬場で行われた第13回阪神スプリングジャンプ(4歳上、JGII・芝3900m)は、江田勇亮騎手騎乗の9番人気(単勝41.1倍)オープンガーデンが、5番人気テイエムトッパズレに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分27秒3(稍重)。さらにクビ差の3着に11番人気スズカスペンサーが入り、3連単は975,030円の波乱となった。1番人気タマモグレアーは6着に敗れている。
オープンガーデンは昨年の中山グランドジャンプ(JGI)以来、約11か月ぶりの出走で重賞初制覇。中山グランドジャンプ2勝の父・ゴーカイの産駒として初の重賞勝ち馬となった。
また、管理する菊沢隆徳調教師は、5日の初出走以来5戦目の初勝利を重賞勝ちで飾った。鞍上の江田勇亮騎手は、04年東京ハイジャンプ(JGII、メジロロンザン)以来7年ぶりの重賞勝ちとなる。
【勝ち馬プロフィール】
◆オープンガーデン(牡7)
父:ゴーカイ
母:ダンスフォンテン
母父:ダンスインザダーク
厩舎:美浦・菊沢隆徳
馬主:吉橋計
生産者:寺井文秀
成績:28戦3勝(重賞1勝)。10年中山グランドジャンプ(JGI)2着、09年中山大障害(JGI)3着。