きさらぎ賞3着の{horse=2008102636:オルフェーヴル}が万全の態勢だ。最終追いは栗東坂路で単走。馬任せながら、4F52.6-38.0-12.5秒と鋭い伸び脚を見せた。手綱を取った池添は「時計は出ちゃったけど無理はしていない。仕上がりはいいね。気性に若さがあるけど、成長してきている」と好感触。池江師も「先週の時点で仕上がっているから。52秒は軽く出たしね。馬もケロッとしていたよ」と好仕上がりを強調した。
朝日杯FS以来となる{horse=2008103066:リフトザウイングス}は、栗東坂路でアイアンラチェット(4歳500万下)と併せ馬。馬なりながらも、自らハミを取って伸びると、4F53.2-39.0-12.9秒のタイムで2馬身先着。またがった武豊は「きょうもいい動き。テンションが上がるところがあるけど、攻め馬では落ち着いていたね。まず今回は出走権。クラシックに出なきゃいけない馬だから」と気合十分だった。
{horse=2008103390:エイシンオスマン}は森(レースは後藤)が騎乗し、栗東坂路でノボリデューク(6歳1600万下)と併せ馬を行った。首差遅れを取ったが、脚さばきは実に軽快。4F53.4-38.7-13.2秒。松永昌師は「先週も時計を出しているのであまりやらなくてもいい。前走は差し返す感じでいい勝ち方。距離がどう出るかだが、折り合いは心配ない」と楽しみにする。
提供:デイリースポーツ