現地時間14日に英・アスコット競馬場で行われたセントジェームズパレスS(3歳牡、英G1・芝8f、9頭立て)に日本からグランプリボスが出走したが、好位追走も徐々に後退し、8着に終わった。
勝ったのは1番人気フランケル Frankel。2番手追走から早めに抜け出し、ゾファニー Zoffanyの追撃を3/4馬身差抑え押し切り。デビューからの連勝を7に伸ばした。勝ちタイムは1分39秒24(良)。さらに1.1/2馬身差の3着にエクセレブレーション Excelebrationが入った。
【矢作芳人調教師のコメント】
「(滞在先の)ニューマーケットでは、良い調整ができ、肉体面については非常に良い状態に仕上がっていたのですが、馬がリラックスし過ぎていたのか、レースでは反応しないまま終わってしまい悔しい結果になりました。精神面の問題だったかもしれません。馬場はある程度乾いており、言い訳にはならないですね。それにしても、ロイヤルアスコットは凄かったです。また、必ずこの場に戻ってきたいと思います。」
【M.デムーロ騎手のコメント】
「馬は非常にリラックスしていました。枠入りはスムーズでスタートもうまくいきました。2番手につけてスローペースに落とすところまではうまくいっていました。5番フランケルがペースを変えたときに一緒について行こうと思いゴーサインを出しましたが、馬が反応しませんでした。馬の状態は非常に良く、馬場が合わないといったこともなかったので、アスコット競馬場が初めてだったことが影響したのかもしれません。」