中団を追走した3番人気のチェスナットバロン(牡、父フジキセキ、栗東・村山)が直線で力強く抜け出し、デビュー戦を快勝。勝ちタイムは1分49秒9。クビ差の2着には2番人気のミレニアムゴールド、圧倒的な1番人気に推されたミーシャレヴューはさらに3馬身離された3着に敗れた。
丸山は「馬込みでも平気。叩いてからだと思ったが、これだけ走るのだから能力がある」と評価する。雄大な馬体から繰り出されるフットワークは実にパワフルだ。「放牧に出して、北海道2歳優駿(11月10日・門別)へ。全日本2歳優駿(12月14日・川崎)が当面の目標になると思う」と村山師は話した。
提供:デイリースポーツ