30日、03年小倉大賞典(G3)を制したマイネルブラウ(牡7、栗東・安藤正敏厩舎)がJRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。
マイネルブラウは、父アンバーシャダイ、母オカノブルー(その父ネプテューヌス)という血統。母オカノブルーの一族には、00年シリウスS(G3)など重賞3勝のマイネルブライアン(牡7、栗東・宮徹厩舎、父ブライアンズタイム)、00年京成杯(G3)を制したマイネルビンテージ(セン7、佐賀・山田義人厩舎)、父スターオブコジーン)、今年の共同通信杯(G3)を制したマイネルデュプレ(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎、父ペンタイア)などがいる。
99年札幌競馬場(芝1200m)でデビュー戦を飾ると、続くOPのクローバー賞2着と、早くから頭角を現した。翌年は青葉賞(G3)で3着に入り日本ダービー(G1)に進むも14着に終わった。その後は、01年小倉大賞典2着、愛知杯(G3)2着、中日新聞杯(G3)2着と、後一歩で重賞制覇に届かず休養入り。13ヶ月振りの出走となった03年ニューイヤーS(OP)は10着に終わったが、続く小倉大賞典を11番人気で勝利し、鞍上の川島信二騎手とともに初重賞制覇を飾った。その後は勝ち星に恵まれず、4月のオーストラリアT(OP、13着)が最後のレースとなった。通算成績は32戦5勝。