ゴーイングパワーは和田を背に朝イチの栗東CWに登場。僚馬ボストンストロング(2歳未勝利)を追いかけるように、6F標手前から始動。直線を迎えても鞍上の手は動かなかったが、残り1Fでパートナーを置き去りに。余力たっぷりに6F85秒3-40秒2-12秒7をマークし、1馬身半先着した。「前を追いかけて直線は合わせるだけでいいと思っていたが、すぐに追い抜いた。いいスピードを持っている。先週にビッシリとやってから素軽くなってきた。背中も良くなっている」と和田は好感触。父サクラバクシンオーから受け継いだ絶対的なスピードを武器に、小倉の2歳王者へとまい進する。
成長した姿を見せつけた。ヴェアデイロスは栗東坂路でウインベルカント(4歳500万下)と併せ馬。ラストでは右ステッキ2発が入った。鞍上が気合をつけるとしっかり反応し、4F55秒4-40秒2-12秒6で1馬身半の先着。佐々木師は「重賞だし、ビシッと追ってくれという指示。良かったよ。使って大人になった。落ち着きが出ている」と笑顔を見せた。
提供:デイリースポーツ