好位を追走した9番人気の伏兵ジャストフレンズ(牝、父プリサイスエンド、美浦・大和田)が、鞍上田辺のアクションに応えて力強い伸びを発揮。逃げた3番人気のケビンドゥをゴール前で半馬身差し切り、初陣を勝利で飾った。勝ちタイムは1分14秒6。さらに2馬身差の3着は4番人気のコスモディクタット、1番人気のサラガドゥーラは中団追走から伸びを欠き5着に敗れた。
「実戦向きということですかねえ。おとなしいので初戦はどうかと思ったけど、スタートしたら意外に反応してくれました。当然、上積みもありそう」と田辺はやや驚きの表情を見せた。「半信半疑だったけど、乗り込み量は足りていた。今後もダート路線で」と大和田師もうれしい誤算に笑顔だった。
提供:デイリースポーツ