美浦Pで田辺を背に追い切ったアニメイトバイオ(左)
同世代の強力なライバルを再び負かすチャンスだ。僚馬2頭を追い掛けるアニメイトバイオが、初コンビとなる田辺を背に美浦Pを周回する。直線で大外に進路を取ると、最内サツマノホシ(3歳500万下)、中のリヴァーレ(秋華賞出走予定)と並入に持ち込んでゴール。馬なりで5F65秒0-37秒9-12秒2をマークした。
「追い上げる時の感じからも、勝負根性がありそうな印象を受けた。直線の長いコースが向きそうだし、実績のある馬だから期待しているんですよ」。実戦が待ち遠しいといった表情で、田辺は好感触を伝えた。「余裕残しの手応えのまま走り終えることができた。前走後は一度短期放牧へ出たけど、順調にきたよ」と牧師も、この日の動きに納得したようにうなずいた。
昨年のオークス馬サンテミリオンは、頂点に立った府中で復活を狙っている。追い切りは美浦Wでシルクタイタン(5歳1000万下)と併せ、5F66秒5-38秒1-12秒9の時計で並入した。「休み明けを叩いて、動きは良くなっている」と前向きに語った古賀慎師は、「オークス以来の東京になるから、いいところを見せてほしい」と一変を願っていた。
提供:デイリースポーツ