初戦は他馬に寄られて落馬をしたが、そのままスイスイ飛んで、カラ馬にもかかわらず先頭でゴール。まったく飛越を嫌がらずに自分から障害に向かって行くのだから、ジャンパーとしての素質は高い。幸いなことにその落馬の影響もなく、1週前の追い切りでは68.2-51.9-38.6秒を馬なりでマーク。しっかりハミをとって、最後まで集中力が切れない軽快な走りだった。障害試験を好内容で合格した馬で、未勝利脱出は時間の問題。落馬後でも軽視する理由はない。