27日、道営・札幌競馬場で行われたエトワール賞(3歳上・ダート1000m・1着賞金150万円)は、コーナー入り口で先頭に立った坂下秀樹騎手騎乗の2番人気シルバーサーベル(牡8、原孝明厩舎)が、追う1番人気ビックネイチャーを抑え逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは1分00秒5(良)。3着には中団内から伸びた5番人気のマンショウが入った。元JRA所属でホープフルS(OP)勝ちのあるトウカイダンディーは最下位の11着に終わった。
シルバーサーベルは父アフリート、母サマーレッド(その父マルゼンスキー)という血統。98年にJRAの栗東・中村好夫厩舎からデビューし、京王杯3歳S(G2)3着、全日本3歳優駿(交流G2)2着、グランシャリオC(交流G3)3着などの成績を残し、02年からは現在の北海道・原孝明厩舎に移籍。その後03年のエトワール賞を制し、昨年に引き続いての連覇となった。今回はそれ以来の勝利。通算成績は44戦6勝(JRA32戦3勝)。