25日、K.デザーモ騎手(34)、S.マクゴーヒー調教師、牡馬部門でスキップアウェイ Skip Away(牡11)、牝馬部門で02年9月に死亡したフローレスリー Flawlesslyが、04年米国競馬の殿堂入りしたことが発表された。
K.デザーモ騎手は、98年ケンタッキーダービー(米G1)、プリークネスS(米G1)の2冠をリアルクワイエット Real Quietで、00年ケンタッキーダービーをフサイチペガサス Fusaichi Pegasusで勝つなどの活躍を残しており、日本でもこれまで短期免許で来日し、01年レディパステルのオークス(G1)で、外国人として初のクラシック制覇を達成している。89年には前人未到となる1シーズン589勝をあげ、この記録は未だ破られていない。6月6日に東京競馬場で行われる安田記念(G1)には、アイランドファッション Island Fashionで参戦する予定。
S.マクゴーヒー調教師は、89年ベルモントS(米G1)でサンデーサイレンスを破るなどG1・9勝を挙げたイージーゴア Easy Goer(牡18)や、88年ブリーダーズCディスタフ(米G1)勝ちなど13戦全勝のパーソナルエンスン Personal Ensign(牝20)などを管理しており、ブリーダーズC・8勝という成績を残している。
スキップアウェイは父Skip Trial、母Ingot Way(その父Diplomat Way)という血統。97年から98年にかけて、97年ブリーダーズCクラシック(米G1)を含む9連勝、G1・10勝の成績の成績を残している。通算成績は38戦18勝。96年(最優秀3歳牡馬)から98年(最優秀古牡馬)まで3年連続でエクリプス賞を受賞。
フローレスリーは父Affirmed、母La Confidence(その父Nijinsky)という血統。92、93年と2年連続でエクリプス賞を受賞。メイトリアークSとラモナH共に(米G1・芝9f)を3年連続で制している。通算戦績は28戦16勝。