現地時間10月3日に、仏国・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(仏G1・芝2400m)の1次登録馬が発表された。170頭が登録し、日本からは5頭が登録を行った。
登録したのは、タップダンスシチー(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎)、イングランディーレ(牡5、美浦・清水美波厩舎)、ネオユニヴァース(牡4、栗東・瀬戸口勉厩舎)、ザッツザプレンティ(牡4、栗東・橋口弘次郎)、ハイアーゲーム(牡3、美浦・大久保洋吉厩舎)の5頭。
また、英国1000ギニー(英G1)2着の日本産馬サンドロップ Sundrop(牝3、英・S.ビン・スルール厩舎、父サンデーサイレンス)、ファインモーション(牝5、栗東・伊藤雄二厩舎)の全妹で、英オークス(英G1)有力馬バラカ Baraka(牝3、愛国・A.オブライエン厩舎、父デインヒル)、英ダービーの有力馬イーツ Yeats(牡3、愛・A.オブライエン厩舎、父Sadler's Wells)も登録している。
古馬勢では、03年英2000ギニー(英G1)を制したリフューズトゥベンド Refuse To Bend(牡4、英・S.ビン・スルール厩舎、父Sadler's Wells)、03年ドバイシーマクラシック(首G1)を制したスラマニ Sulamani(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎、父Hernando)などが登録している。
凱旋門賞に日本馬が初めて挑戦したのが、69年の故・野平祐二騎手騎乗のスピードシンボリで、10着に敗れている。その後72年メジロムサシ(18着)、86年シリウスシンボリ(14着)と大敗するが、99年にエルコンドルパサーがモンジュー Montjeuから1/2馬身差の2着に好走している。02年にはマンハッタンカフェが挑戦するも、レース中に故障を発生し13着に敗れ、そのまま引退している。