29日、東京競馬場で行われた4R(3歳未勝利・芝2300m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)レゴラス(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)が、道中2番手追走から坂下で抜け出すと、好位追走から直線伸びた3番人気ワンダードリームに2.1/2馬身差をつけて快勝、3戦目にして初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分19秒1(良)。3着は後方待機策から追い込んだ4番人気グラスドラマ。
勝ったレゴラスは、父サンデーサイレンス、母は95年仏オークス(仏G1)を制し、同年のジャパンC(G1)に出走(11着)したカーリング(その父Garde Royale)という血統。半兄は、03年中山記念、マイラーズC(共にG2)を制し、ムーランドロンシャン賞(仏G1)では2着に好走したローエングリン(牡5、美浦・伊藤正徳厩舎)。デビュー戦(阪神芝2000m)、2戦目(東京芝2300m)ともに圧倒的な1番人気に支持されたが、3、2着に敗れていた。前走と同じコース・距離となった今回は、前走のタイムを6.1秒短縮しての勝利となった。通算3戦1勝。