12日、佐賀競馬2Rで、九州で今期初となる2歳新馬戦のルーキーステージ2歳(ダート900m)が行われ、北村欣也騎手騎乗の5番人気カシノタイショウ(牡2・佐賀・山田勇厩舎)がスタートから先頭に立つと、中団待機から直線追い込んだ3番人気ザビックギャラリーをアタマ差抑え優勝した。勝ちタイムは57秒5(良)。3着は7番人気キョウエイサクラが入り、圧倒的1番人気(単勝130円)に支持されたクリスタルバスターは4着に敗れた。
勝ったカシノタイショウは、父パークリージェント、母スズノダッシュ(その父コインドシルバー)という血統。パークリージェント産駒には、02年川崎記念(交流G1)を制し、今年のドバイワールドC(首G1)に出走(9着)したリージェントブラフ(牡8・美浦・大久保洋吉厩舎)などがいる。同産駒は今年の新馬戦では通算5頭目の勝ち上がりとなった。
なお、13日の佐賀競馬では、1、2Rの計2鞍で2歳戦が行われる。