中日新聞杯では、惜しくも2着に敗れたゲシュタルト。「うまく乗ってくれたが、仕方がない。でも、芝の中距離なら堅実に走ってくれるね」と影山助手。今回は京都新聞杯Vに、オールカマーでも2着に好走した2200m戦。ベストと言える距離だ。「出来は安定している。相手が強くなっても、大崩れはしないタイプ。うまく展開が向けば」と好戦を描いた。

　調教後に心房細動を発症し、鳴尾記念を回避したトーセンレーヴ。状態面が気になるが「治療して回復している。帰厩後の調整も順調そのもの。先週の動きも良かったですよ」と池江師は万全の態勢を強調した。1F延長にも「乗ったジョッキーは“マイルぐらいの方がいい”と言うんだけどね。持ってくれれば」と前向き。今後を占う意味でも大切な一戦になる。

提供：デイリースポーツ