29日の京都1Rで、メイショウゾンビが後続に1秒8差をつけて圧勝。荒川義之調教師(43)=栗東=が現役156人目となるJRA通算100勝(うち重賞4勝)を達成した。「07年に厩舎を開業し、チェレブリタで初勝利を挙げたのが京都でした。そのチェレブリタが勝った京都牝馬Sの当日に、京都で達成できたのも京都出身の自分としてはうれしく思います」と節目の勝利を喜んだ。なお、京都のダート1200m戦での大差勝ちは、03年1月のタイキシュヴァリエ(3歳新馬戦)以来で約9年ぶり。
29日の東京8Rでケイアイアポロン(10着)に騎乗し、後藤浩輝騎手(37)=美浦・フリー=はJRA通算1万2000回騎乗を達成した。史上16人目、現役10人目。通算1356勝(うちGI5勝を含む重賞51勝)を挙げている同騎手は、節目の記録に「全く気にしていなかった。これまでに大きなケガもなく来られたことが、1万2000回も乗ることができた秘けつだと思う」と語った。
5日の東西金杯に続き、枠連、馬連、ワイドの3賭式で通常の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せする「JRA2連福」の対象レースとなった根岸Sの上乗せ総額は、6051万6770円だった。次回の対象レースは、中京競馬場グランドオープン記念(3月3日・中京)となっている。
提供:デイリースポーツ