19日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬戦(芝1200m)は、小牧太騎手騎乗の4番人気パノラマビューティ(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中後方待機策から直線外に持ち出すと、好位追走から抜け出した1番人気で新種牡馬グラスワンダー産駒エイシンハッピーを1/2馬身捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分10秒5(良)。3着は3角手前から先頭に立った、新種牡馬キングヘイロー産駒ボストンゴールド。
02年中山金杯(G3)を制したビッグゴールド(牡6、栗東・中尾正厩舎、父ブライアンズタイム)の全弟で2番人気のビッグタイガーは、スタート直後から先頭争いに加わるが、直線坂下から伸びず4着に敗れた。
勝ったパノラマビューティは、父ダンスインザダーク、母ミュゲルージュ(その父リアルシャダイ)という血統で、伯父には88年共同通信杯4歳S(G3、現共同通信杯)を制したミュゲロワイヤル(牡19、父リアルシャダイ)がいる。