ゴールデンJS、伏兵フェイヤージャグが制す

2004年06月21日 17:45

 現地時間19日、英国・ロイヤルアスコット競馬で行われたゴールデンジュビリーS(3歳上、英G1・芝6f)は、ジャストジェームズ Just Jamesが出走を取り消し14頭立てのなか、W.サプル騎手騎乗の6番人気(単勝13倍)フェイヤージャグ Fayr Jag(セン5、英・T.イースターバイ厩舎)が、クリスタルキャッスル Crystal Castleの猛追を短頭差退け優勝、通算9勝目を挙げた。勝ちタイムは1分13秒3(良)。さらに短頭差の3着はケープオブグッドホープ Cape of Good Hope。

 前走グロシェーヌ賞(仏G2・芝1000m)を制したエイボンブリッジ Avonbridge(牡4、父Averti)、昨年のBHB(英国競馬公社)最優秀3歳牝馬エアウェーヴ Airwave(牝4、父Air Express)は、それぞれ5、6着に敗れた。

 勝ったフェイヤージャグは、父Fayruz、母Lominda(その父Lomond)という血統。父のFayruzは、通算7勝を挙げたOwen Tudor系の種牡馬。昨年8月の準重賞レース勝利後、G1初出走となった9月のスプリントC(英G1・芝6f)で5着。その2週間後に行われたパールS(愛G3・芝6f)で重賞初優勝を果たしたが、続くダイアデムS(英G2・芝6f)では12着と大敗。10月のベンティンクS(英G3・芝6f)では、ゲートの中で暴れたために鞍上のW.サプル騎手が落馬し、自身もケガを負ってしまったために出走を回避。今季は、5月のデュークオブヨークS(英G2・芝6f)で13着という大敗を喫していた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。