オフリーワイルド、またもファニーサイド破る

2004年06月21日 20:41

 現地時間19日、米国・サフォークダウンズ競馬場でマサチューセッツH(3歳上、米G2・ダート9f)が行われ、E.プラド騎手騎乗の2番人気オフリーワイルド Offlee Wild(牡4、米・R.デュトロ厩舎)が、ゴール前3頭が叩き合う大接戦を制し勝利した。勝ちタイムは1分49秒14(良)。昨年の2冠馬ファニーサイド Funny Cide(牡4、米・T.バークレー厩舎)は1番人気(2.3倍)に推されるも、オフリーワイルドとの叩き合いにアタマ差敗れ、2着となった。

 オフリーワイルドは父Wild Again、母Alvear(その父Seattle Slew)という血統。父Wild AgainはBCクラシック(米G1)馬で、日本でもナリタキングオー(95年スプリングS、京都新聞杯-共にG2)、ワイルドプラスター(97年マーチS、98年アンタレスS)、タイキリオン(02年ニュージーランドT)の父として馴染みが深い。伯父には種牡馬ダイナフォーマー Dynaformer(牡19、父Roberto、エイシンハンプトンなどの父)がいる。今回で5月のアロウワンスレースに続いて2連勝。重賞は昨年1月のホーリーブルS(米G3)に続いて2勝目。

 敗れたファニーサイドは、前走5月のメトロポリタンH(米G1)5着からレースに臨んだが、ホーリーブルSに続き、またもオフリーワイルドに敗れた。今年に入ってからは6戦し、1月のクレーミングレース、4月のエクセルシオールBCH(米G3)の2勝にとどまっている。

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