テンモストウォンティッド、現役復帰も

2004年06月25日 15:32

 4月17日のナショナルジョッキークラブS(米G3)に圧勝した後、右前肢の繋靭帯炎が判明し、現役引退が発表されたテンモストウォンティッド Ten Most Wanted(牡4、米・W.ドラス厩舎)が、来シーズン再び現役復帰する可能性が出てきた。約半年間の休養が必要であるが、今後種牡馬としての受け入れ先が決まらなかった場合、来季も現役を続ける意向となった。11月に今後の予定が発表される。

 02年のファシグティプトン・コールダーセールにて14万5000ドルで購買されたテンモストウォンティッドは、父Deputy Commander、母Wanted Again(その父クリミナルタイプ)という血統。昨年のイリノイダービー(米G2・ダート9f)を制し臨んだケンタッキーダービー(米G1・ダート10f)こそ9着と振るわなかったが、続くベルモントS(米G1・ダート12f)で2着に好走。シーズン後半戦では、トラヴァースS(米G1・ダート10f)とスーパーダービー(米G2・ダート10f)を連勝し、BCクラシック(米G1・ダート10f)では1番人気に推されていた(結果は8着)。今季初戦のニューオリンズH(米G2・ダート9f)で5着となったが、前走のナショナルジョッキークラブH(米G3・ダート9f)では圧勝している。通算13戦5勝。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。