3日、全面改修工事を行っていた中京競馬場がリニューアルオープンを迎え、午前中はダート3レース、芝2レースの計5レースが行われた。
リニューアルのポイントは、直線が芝・ダート共に98.7m延長され、また、中山競馬場につぐ最大勾配2%の急坂ができたことで、かつての逃げ・先行有利からどんな変化があるか注目された。
1R〜3Rは1200m、1800m、1400mのいずれもダート戦。各レースを勝利したのは、1Rが松山弘平騎手騎乗の4番人気パープルタイガー(父クリストワイニング)、2Rが藤岡康太騎手騎乗の7番人気ハッピーストーリー(父ゴールドアリュール)、3Rが宮崎北斗騎手騎乗の7番人気バトルドミンゴ(父スリリングサンデー)で、いずれも逃げ切り勝ち。
4R〜5Rが1400m、2000mの芝レースで、4Rは吉田豊騎手騎乗の6番人気ベルシエロ(父ダイワメジャー)、5Rは断然人気に支持された安藤勝己騎手騎乗のアドマイヤフライト(父マンハッタンカフェ)がそれぞれ勝利。ダート戦とは違い、こちらは両馬とも中団から直線で抜け出す差し切り勝ちで、前にいった馬は苦戦傾向だった。