2歳王者アルフレードがスプリングSに向けて1週前追い(撮影:佐々木祥恵)
来週のスプリングS(3月18日/GII・芝1800m)に向けて、手塚貴久厩舎のアルフレード(牡3)が、南ウッドチップコースで1週前追い切りを行った。手綱を取った松岡騎手のコメントは以下の通りだ。
「今日は、3コーナーから、かなり負荷をかけての調教でした。先週は馬場が重いこともありましたが、その先週と比べても、だいぶ良くなっています。朝日杯フューチュリティS(1着)の時はすごく具合が良かったのですが、その時と比べるとまだ8分強くらいの仕上がりだと思いますが、それでも良い勝負はできると思っています。
もちろん勝ちたいですが、トライアルレースですから、特に内容にこだわりたいですね。前走は、前に出して行く競馬をしていますから、前に行くような感じになっているのはわかっていましたので、今回は折り合い面を中心に調整をしています。
この馬の特徴は、シンボリクリスエス産駒のわりには、手先が軽くて、器用さもあり、瞬発力があるところですね。これまでマイネルチャールズやサンツェッペリンなどで乗せてもらって、クラシックの迎え方を勉強させてもらってきました。その経験を生かして、この馬も皐月賞に照準をうまく合わせられるようにやっていきたいと思っています」(取材:佐々木祥恵)