1角でハナを奪った4番人気のアサクサマジック(牡、父ホワイトマズル、美浦・藤沢和)が、直線に入っても粘り腰を発揮。1番人気カハラビスティーの猛追を半馬身差しのいでデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分57秒3。さらに1馬身半差の3着には3番人気のスターノエルが入った。
杉原の積極的な騎乗も勝因だった。「調教通りですね。マイペースで運べて、最後も余裕がありました」と鞍上。管理する現3歳世代の、19頭目の勝ち上がりを決めた藤沢和師は「競馬を覚えれば、馬体的にももっと良くなる」と今後の飛躍を期待した。
提供:デイリースポーツ