ディープブリランテ負かし、皐月賞へ弾みをつけたグランデッツァ(撮影:下野雄規)
18日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル第61回スプリングS(3歳、GII・芝1800m)は、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気グランデッツァが、中団追走から直線抜け出し勝利。昨年の札幌2歳S以来、重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分50秒7(重)。
1番人気に支持されたディープブリランテは、先頭集団から離れた4番手を追走。道中やや掛り気味に進み、直線伸びきれず、勝ち馬から1.1/4馬身差の2着に敗れた。さらに3.1/2馬身差の3着には10番人気ロジメジャーが入っている。また、昨年の朝日杯FSの覇者アルフレードは12着だった。
なお、上位3着までに、皐月賞の優先出走権が与えられる。
【勝ち馬プロフィール】
◆グランデッツァ(牡3)
父:アグネスタキオン
母:マルバイユ
母父:Marju
半姉:マルセリーナ(11年桜花賞-GIなど)
厩舎:栗東・平田修
馬主:社台レースホース
生産:社台ファーム
成績:5戦3勝
主な勝ち鞍:11年札幌2歳S-GIII