15日(日)に中山競馬場で行われる牡馬クラシック第1弾=第72回・皐月賞(GI・芝2000m)に出走を予定している
コスモオオゾラについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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コスモオオゾラについて高橋義博調教師
「いつも使っているコース(坂路)で、時計としては馬にさほど負担を掛けない様な追い切りをしました。結果としては望み通りの調教が出来たと思います。人間だけ多少浮き足立っているかもしれませんが、馬は平常心を保ってくれていると思います。
自分自身にも周りにも「落ち着いて、いつもと変わらないよ」「意気込みは意気込まない事」と言っていますが、言っている割には、そうじゃないのかと思っています(笑)
トライアルの時はマークが厳しくなかったので、望み通りの競馬が出来ましたが、今度は、一応、マークしてくると思いますので、後はジョッキーに上手くやってくれなと言うだけです。
馬自身はどんな競馬が出来るタイプだと思いますので、ポジションへの拘りはありません。それこそ出たなりで、馬場、展開を考えて、それにあった競馬が出来ると思います。
初めから、わりと捉えどころの無い馬で、最初はよく寝る馬だなと言う印象でした。今もよく寝ますし、デビューの頃から大きく変わってきたと言う感じはありません。
ただ、その捉えどころのない点は、裏を返せばどんな事でも出来ると言うことで、レースでも相手なりに競馬が出来るのかと思います。
週末のお天気はどうすることも出来ません。先週は大層良い時計が出ていましたので、そうなると正直、苦しいかなと思いますが、他の馬が苦しむ条件の方が、相対的に立つ瀬もあるかなと思います。
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バシケーンも中山GJに出走するため土日ともGI出走について)週末は苦しみかもしれませんが、楽しもうかと思っています」
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コスモオオゾラについて柴田大知騎手
「先週、しっかり追っていますので、今週は調整程度の追い切りでした。自分が思っていたよりも時計は出ましたが、元々調教駆けする馬ですし、さらっと上がってきた感じでしたし、状態は凄く良いと思います。弥生賞と同じ様な状態で来ています。
弥生賞は思ったよりも後ろを離していたので、強い競馬だったと思います。
馬は凄く言うことを聞いて乗りやすい馬なので、後は自分が平常心で何も変わらずいつも通り乗れれば、結果はついてくると思います。あんまり上でゴチャゴチャ邪魔しない様に、馬が走りたい様に走らせて、スムーズな競馬を心掛けたいです。
出来れば、少し重い馬場の方が苦にしないので、雨が降ってくれると良いですね。(土日ともGIに騎乗する)週末を楽しみたいです」
提供:ラジオNIKKEI