東京11Rの第47回フローラステークス(GII、3歳牝馬、芝2000m)は1番人気ミッドサマーフェア(蛯名正義騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分2秒0(良)。2馬身1/2差2着に2番人気アイスフォーリス、さらに3/4馬身差で3着に18番人気ダイワデッセーが入り、上記3頭がオークスの優先出走権を獲得。
ミッドサマーフェアは美浦・小島太厩舎の3歳牝馬で、父タニノギムレット、母ストロベリーフェア(母の父Kingmambo)。通算成績は8戦3勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 ミッドサマーフェア(蛯名騎手)
「金曜日に一度跨って、雰囲気を掴んでいました。返し馬も良かったですし、折り合いだけ気をつけました。極端に下げないで欲しいと言われていましたから、ゲートを出たなりの位置でうまく納まりました。ちょっと早く抜け出してしまった分、最後は馬が遊んでしまいましたが、余裕がありすぎたくらいです。今日の感じなら本番でも折り合いはつくでしょうし、距離は延びますが、他の馬もそれは同じ、やってくれるのではないでしょうか。休み明けの自分、こんなにいい馬に乗せてもらえてありがたいです」
2着 アイスフォーリス(松岡騎手)
「今日は相手が強かったです」
3着 ダイワデッセー(武士沢騎手)
「休み明けでテンションは高かったですが、うまく流れに乗ってよく頑張ってくれました。切れるタイプではありませんが、長くいい脚を使ってくれます。距離が延びる本番、乗りやすいのではと思います」
4着 ターフデライト(中谷騎手)
「切れ味勝負で、相手が切れる分、届きませんでした。力をつければ、この馬はもっと切れると思います」
5着 セコンドピアット(石橋脩騎手)
「コーナーで外を回っては届かない馬場ですから、内に入れて行きました。直線、うまく前が空きましたし、折り合いもつきました」
8着 ウイングドウィール(江田照騎手)
「いい感じで競馬は出来ました。直線もすごく手応え良く、夢を見たくらいです。これから力をつければと思います」
16着 レッドマーキュリー(後藤騎手)
「いい素質を感じますが、まだ2戦目。初物づくしの競馬ですからね。これからだと思います」
提供:ラジオNIKKEI