写真左がロジユニヴァースの全弟(父ネオユニヴァース)(撮影:井内利彰)
先週まで3歳馬のゲート試験合否をお伝えしていたが、いよいよ始まる新馬戦、そしてPOGに向けて、気になる2歳馬の入厩情報をお伝えしていきたい。
「もうこんな時期に入厩しているんだ」と驚いてしまったのが松田博資厩舎。4月19日にノーザンFしがらきから入厩したのが母オールザウェイベイビー(父ディープインパクト)。半兄に朝日杯FSを勝った
ゴスホークケンがいる血統で、全兄
ダノンドリームは昨年のPOGで大いに注目を集めた。そして4月21日にノーザンFしがらきから入厩したのが母グレースランド(父ディープインパクト)。こちらはきさらぎ賞や神戸新聞杯を制した
ドリームパスポートの半弟。良血2頭が早くも栗東入りしているだけに、阪神で開幕するメイクデビューが今から楽しみ。
良血と言えば、角居勝彦厩舎の母アコースティクス(父ネオユニヴァース)。全兄
ロジユニヴァースが2009年日本ダービーを優勝している。本馬は4月19日にノーザンF天栄から栗東へ入厩。今朝も坂路を4F62.5秒で元気に駆け上がっている。「体がしっかりしていて、力がありますね。早い段階から動けそうです」と角居勝彦調教師。
4月20日にノーザンFしがらきから入厩したのが母ドリーボンズレガシー。こちらは父ハットトリックが同厩舎で管理されていた。「ハットトリックは
スピードも
パワーも兼ね備えた馬だという感じでしたが、まだこの馬は大人しい感じですね。どこかでスイッチが入ってくれれば、ハットトリックらしさが出るんじゃないでしょうか」と同師。2頭ともまずはゲート試験を目標に調教が進められる予定となっている。(取材:井内利彰)