ダービー馬ロジユニヴァースの全弟が入厩/栗東トレセンニュース

2012年04月24日 13:00

写真左がロジユニヴァースの全弟(父ネオユニヴァース)(撮影:井内利彰)

 先週まで3歳馬のゲート試験合否をお伝えしていたが、いよいよ始まる新馬戦、そしてPOGに向けて、気になる2歳馬の入厩情報をお伝えしていきたい。

「もうこんな時期に入厩しているんだ」と驚いてしまったのが松田博資厩舎。4月19日にノーザンFしがらきから入厩したのが母オールザウェイベイビー(父ディープインパクト)。半兄に朝日杯FSを勝ったゴスホークケンがいる血統で、全兄ダノンドリームは昨年のPOGで大いに注目を集めた。そして4月21日にノーザンFしがらきから入厩したのが母グレースランド(父ディープインパクト)。こちらはきさらぎ賞や神戸新聞杯を制したドリームパスポートの半弟。良血2頭が早くも栗東入りしているだけに、阪神で開幕するメイクデビューが今から楽しみ。

 良血と言えば、角居勝彦厩舎の母アコースティクス(父ネオユニヴァース)。全兄ロジユニヴァースが2009年日本ダービーを優勝している。本馬は4月19日にノーザンF天栄から栗東へ入厩。今朝も坂路を4F62.5秒で元気に駆け上がっている。「体がしっかりしていて、力がありますね。早い段階から動けそうです」と角居勝彦調教師。

 4月20日にノーザンFしがらきから入厩したのが母ドリーボンズレガシー。こちらは父ハットトリックが同厩舎で管理されていた。「ハットトリックはスピードパワーも兼ね備えた馬だという感じでしたが、まだこの馬は大人しい感じですね。どこかでスイッチが入ってくれれば、ハットトリックらしさが出るんじゃないでしょうか」と同師。2頭ともまずはゲート試験を目標に調教が進められる予定となっている。(取材:井内利彰)

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