オアシスS・ゴールデンチケット情報/美浦トレセンニュース

2012年04月25日 18:00

オアシスSに出走するゴールデンチケット(撮影:佐々木祥恵)

 日曜日の東京10R・オアシスS(4歳以上OP・ダ1600m)に出走予定のゴールデンチケット(牡6・畠山吉宏厩舎)は、2009年にはJCダート(GI・ダ1800m)で3着、地方交流重賞の兵庫チャンピオンシップ(JpnII・ダ1870m)に優勝という実績がある。二度に渡る長期休養があったが、昨年秋に復帰してからは徐々に調子を上げ、前走のアレキサンドライトS(1月21日/1600万下・ダ1800m)で久々に勝利して、オープンに再昇級。その後、マーチS、アンタレスSと2度、重賞を除外されて出走が延びての今回について、畠山調教師に取材した。

「2度の除外で、間隔が開いてしまった分がどうかでしょうね。前走後は一度、放牧に出しましたが、マーチSを目標に帰厩をさせて、レースに向けて調整してきましたが、除外。次にアンタレスSに向けて、また調子を上げていって、2度目の除外ですからねえ。ただ牝馬なら、こういうことが繰り返されると結構響きますが、どっしりしたタイプの牡馬ですから、さほど大きな影響はないとは思ってはいますけどね。

 今日の追い切りは、単走ということもあって、あまり時計は速くはなかったですが、まだ重かった先週に比べて、動きは良くなっていると思います。追い切りに乗ってくれた横山(典)騎手の感触も良さそうでしたしね。以前の成績からも、オープンに上がっても、力的にヒケはとらないですし、好レースを期待したいですね」。

 今後のためにも、ここで賞金を加算しておきたいところだ。

 同厩舎で、先週の福島牝馬S(GIII・芝1800m)で3着となったアカンサスは「使った後も大きなダメージはないです。福島から戻ってきて体重を計ったら、440キロ(レース時は438キロ)ありました。3着と走ってくれたわりに、馬体重が減らなかったのは、いい傾向だと思いますね。。次走は、出られるようならヴィクトリアマイル(5月13日/GI)に挑戦をさせたいと考えています」(畠山調教師)と今後の予定について語る。

 日曜日の福島11R・福島民友C(4歳以上OP・芝1200m)に出走予定のテイエムオオタカ(牡4・石栗龍彦厩舎)について、追い切りに騎乗した伊藤調教助手に話を聞いた。

「ここ2戦と比べて、この中間、雰囲気がガラッと変わりました。気合乗りも良くなりましたよ。今日の動きも良かったですね。逃げなくても競馬はできますけど、やはり逃げてこそ持ち味が生きるタイプのように思います。最近、ゲートの出が今ひとつなのですが、今回はスタートがうまい中舘騎手ということで、そのあたりにも期待しています。福島コースも合うと思いますので、楽しみですね」と手応えを感じているようだ。(取材:佐々木祥恵)

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