24日、小倉競馬場で行われた5R・2歳新馬(牝、芝1200m)は、鮫島克也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)ツルマルオトメ(牝2、栗東・坂口正則厩舎)が、道中好位追走から3角で先頭に立つと、追い込んだ7番人気タケカワルキューレに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分08秒4(良)のレコード。さらにクビ差の3着には逃げ粘った9番人気イケタイトルが入った。
勝ったツルマルオトメは、父タイキシャトル、母メモリーズオブロニー(その父Storm Cat)という血統。半兄に現2勝のトーホウファイター(牡3、栗東・石坂正厩舎、父エルコンドルパサー)がいる。タイキシャトル×Storm Catという配合は、昨年夏の小倉でデビューから3連勝で小倉2歳S(G3)を制したメイショウボーラー(牡3、栗東・白井寿昭厩舎)と同じ。タイキシャトル産駒は、ディープサマー(牡2、栗東・山内研二厩舎)、テイエムチュラサン(牝2、栗東・小島貞博厩舎)、マヤノレハーナ(牝2、栗東・安達昭夫厩舎)に続き4頭目の新馬勝ちとなった。