24日、函館競馬場で行われた11R・ラベンダー賞(2歳OP・芝1200m)は、武豊騎手騎乗の2番人気
オーヴェール(牡2、栗東・浅見秀一厩舎)が、道中好位追走から早めに進出すると、先に抜け出した1番人気
スキップジャックをクビ差し切り快勝した。勝ちタイムは1分11秒3(良)。3/4馬身差の3着には3番人気
コスモスパーブが入った。
勝った
オーヴェールは、父が99年
モーリスドギース賞(仏G1)を制し、00年安田記念(G1)では2着に好走したディクタット Diktat、母Oiselina(その父Linamix)という血統で、父ディクタットの全弟は現1000万の
ホウライウォニング(牡4、栗東・南井克巳厩舎、父ウォーニング)。6月20日のデビュー戦(阪神・芝1400m)では、
エイシンヴァイデン(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)のクビ差2着に惜敗していた。今回はそれ以来のレースで、未勝利ながら2歳OP戦を制した。通算2戦1勝。なお、今年の京王杯ス
プリングC(G2)を制したウインラディウス(牡6、美浦・藤沢和雄厩舎)も、00年クローバー賞(2歳OP)を
オーヴェールと同じく未勝利(新馬戦2着)ながら制している。