25日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、吉田豊騎手騎乗の3番人気ストラスアイラ(牡2、美浦・小島茂之厩舎)が、道中3番手追走から直線抜け出すと、後続を引き離し快勝した。勝ちタイムは1分35秒4(良)。3.1/2馬身差の2着に4番人気トップガンジョーが、さらに1.1/2馬身差3着に6番人気ガッテンワンがそれぞれ入った。圧倒的1番人気(単勝120円)に支持されたイブキレボルシオンは、スタートで後手を踏み、直線も伸び切れず5着に敗れた。

　勝ったストラスアイラは、父パラダイスクリーク、母カルカネット(その父ナトルーン)という血統。3日のデビュー戦(福島・芝1200m)では、エイワジョリー(牝2・美浦・菊川正達厩舎)から1.0秒差の3着に敗れていた。通算2戦1勝。パラダイスクリーク産駒は、今年のJRA2歳戦初勝利となった。

　函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、武豊騎手騎乗の3番人気マイネルハーティー(牡2、栗東・中村均厩舎)が、道中後方待機から直線で外に持ち出すと、先に抜け出した4番人気コスモスウィートに2馬身差をつけて差し切り勝ち。勝ちタイムは1分11秒3(良)で、マイネルラヴ産駒の1、2着となった。3着は逃げた2番人気セイウンココロザシ。1番人気のアグネスジェダイは3角過ぎから後退し5着に敗れた。

　勝ったマイネルハーティーは、父が新種牡馬マイネルラヴ、母シビルスイート(その父シンボリルドルフ)という血統。6月27日のデビュー戦(函館・芝1200m)はシャドウネイル(牡2、栗東・山内研二厩舎)から0.4秒差の3着、3日の未勝利戦(函館・芝1200m)ではエイシンイーデン(牡2、栗東・中竹和也厩舎)から0.4秒差の4着に敗れていた。通算3戦1勝。同馬の勝利で、マイネルラヴ産駒はJRA初勝利となった。