ルイス夫妻、繁殖牝馬を大量売却

2004年08月06日 17:51

 97年ケンタッキーダービー、プリークネスS(共に米G1)、98年ドバイワールドC(首G1)を制したシルヴァーチャーム Silver Charm(牡10、父Silver Buck)や、99年ケンタッキーダービー、プリークネスSを制したカリズマティック Charismatic(牡8、父Summer Squall)などのチャンピオンホースを所有し、世界的な馬主であるR.ルイス夫妻が、所有する繁殖牝馬の大半を、今年11月のキーンランド・ブリーディングストックセールで売却することを発表した。

 売却予定18頭の中には、昨年のケンタッキーオークス(米G1)2着馬サンタカタリーナ Santa Catarina(牝4、父Unbridled、A.P.Indyを受胎)を筆頭に、82年のエクリプス賞最優秀スプリンター・ゴールドビューティ Gold Beauty(父Mr. Prospector)の半妹ストームビューティ Storm Beauty(牝9、父Storm Cat)、そのストームビューティを母に持つルネッサンスレディ Renaissance Lady(牝3、父A.P.Indy、Elusive Qualityを受胎)らがいる。

 キーンランド・ブリーディングストックセールでは過去に、ヘクタープロテクター(牡16、父Woodman、ジャックルマロワ賞-仏G1)、シャンハイ(牡15、父Procida、仏2000ギニー-仏G1)の母コルヴェヤ Korveya(父Riverman)が98年に700万ドル、プリンセスルーニー Princess Rooney(父Verbatim、BCディスタフ-米G1)が85年に550万ドルで落札されるなど、世界的な繁殖牝馬セールとなっている。

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