マイネカトレアなど今週のデビュー馬情報/美浦トレセンニュース

2012年07月12日 19:00

天皇賞・春を制したマイネルキッツの半妹マイネカトレア(撮影:佐々木祥恵)

 土曜日、新潟5R牝馬限定の芝1400mに出走予定のマイネカトレア(牝2/父アグネスタキオン)と、日曜日、新潟5Rの芝1600mに出走予定のマイネグロリアーナ(牝2/父Rock Hard Ten)について、管理する国枝栄調教師のコメント。

「2頭とも、体が丈夫な馬のようで、ここまで順調に調整できました。どちらも、大人しくて手のかからないタイプですね。カトレアは、マイネルキッツ、マイネカンナの妹ですし、血統的にも期待できますが、どちらかというと晩成型なので、レースを使いながら、もっと良くなっていくと思います。

グロリアーナは、牝馬のわりに体型もガッチリとしていますし、血統的にはダートも合いそうですが、芝でも対応可能と思っています。今週の追い切りは、この2頭の併せ馬でした。動き自体は、カトレアの方が良い感じでしたが、ともに臨戦態勢は整っていますし、どんなレースをしてくれるか、楽しみですね」

 土曜日の新潟6Rのダート1200mでデビュー予定のネクタルブルー(牡2・小野次郎厩舎/父マイネルセレクト)は、コスモバルクの近親にあたり、血統的にも期待できそうだ。

管理する小野次郎調教師のコメント。

「先週で、ほぼ仕上がっていましたので、今週は坂路で追い切りました。3頭併せで、ネクタルが後ろから追いかける形でしたが、動きも良かったですよ。先週、先々週と、準オープンのベルウッドローツェと、ウッドチップコースで追い切りましたが、古馬と互角の動きでしたし、水準以上の時計が出ていますので、いいと思うんですよね。騎乗した鈴来騎手の感触も良かったですよ。

今日、レースに騎乗する松岡騎手に跨ってもらって、ゲートの確認をしました。少しスタートが遅いのですが、うまく出られれば、好レースができそうと、松岡君も好感触を得てくれたようです。まだトモにゆるさもありますけど、一発目から狙っていきたいとも、言ってくれました。スタートが鍵になりそうですが、頑張ってほしいですね」(取材:佐々木祥恵)

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