7日、小倉競馬場で行われた9R・フェニックス賞(2歳OP・芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)エイシンヴァイデン(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、道中中団待機策から3角過ぎで徐々に進出すると、直線では4番人気エーティーホーオーに5馬身差をつけて圧勝。勝ちタイムは1分08秒7(良)。さらにクビ身差の3着には8番人気ギンガハーバーが入り、2番人気ニホンピロザプラウは4着に敗れた。
勝ったエイシンヴァイデンは、父が97年ベルモントS(米G1)を制したTouch Gold、母Vermont Girl(その父ミシエロ)という血統で、伯父には99年BCスプリント(米G1)を制したアータックス Artax(牡9、父Marquetry)がいる。6月20日のデビュー戦(阪神・芝1400m)では、後にラベンダー賞(2歳OP・芝1200m)を制したオーヴェール(牡2、栗東・浅見秀一厩舎)をクビ差抑え優勝していた。通算成績2戦2勝。