14日、札幌競馬場で行われた3R・2歳新馬(芝1800m)は、D.ホワイト騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)キングストレイル(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)がスタート直後から先頭に立つと、直線早めにスパートし、中団待機策から外に持ち出した4番人気オロチに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分52秒1(良)。さらに4馬身差の3着は2番人気デイフラッシュが入った。
勝ったキングストレイルは、父サンデーサイレンス、母サンタフェトレイル(その父ノーザンテースト)という血統で、伯母にシンコウラブリイ(牝15、父Caerleon、93年マイルCS-G1)、ハッピーパス(牝6、父サンデーサイレンス、03年京都牝馬S-G3)、伯父にタイキマーシャル(セン12、父ダンスオブライフ、97年エプソムC-G3)がいる。さらに従兄がロードクロノス(牡9、父トニービン、01年中京記念-G3)、従姉がレディミューズ(牝7、父ティンバーカントリー、00年オークス-G1・4着)と、藤沢和雄厩舎ゆかりの血統馬。藤沢和雄厩舎は、今年の2歳戦初出走で初勝利。なお昨年は、現3歳世代でデビュー戦10連勝を達成している。