ジャイアンツコーズウェイ産駒ニューグランジ快勝

2004年08月15日 10:47

 15日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気ニューグランジ(牝2、美浦・勢司和浩厩舎)が、道中後方待機から直線外に持ち出すと、逃げた5番人気コクサイトップラヴを2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分37秒3(良)。さらに2馬身差の3着に2番人気コスモビベロが入った。

 勝ったニューグランジは、父が新種牡馬ジャイアンツコーズウェイ Giant's Causeway(その父Storm Cat)、母シアトルデライター(その父Seattle Slew)という血統の持ち込み馬。近親には現2勝のロードマーシャル(牡3、栗東・山内研二厩舎)がいる。父のジャイアンツコーズウェイは、00年セントジェイムズパレスS(英G1)から愛チャンピオンS(愛G1)まで、3ヶ月にも満たない期間でG1・5勝を挙げた名馬。同年11月のBCクラシック(米G1)2着を最後に、通算13戦9勝、2着4回(G1・6勝)の成績を残し引退、種牡馬入りしている。種牡馬としては、7月28日に英国・グッドウッド競馬場で行われたヴィンティジS(2歳、英G1・芝7f)を制した、シャマーダル Shamardal(牡2、英・M.ジョンストン厩舎)などを輩出している。日本では産駒の初勝利となる。

 ニューグランジは、7月17日のデビュー戦(新潟・芝1400m)では2番人気に支持されるも、フェリシア(牝2、美浦・上原博之厩舎)から1.6秒差の6着に敗れていた。通算成績は2戦1勝。

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