準OPに返り咲いたサトノパンサーだが、もともと現級でもトップ級の実力を持つ。「前走後はここを目標に。暑さに参った感じもなく、いい状態だね。持ち時計があるので今の小倉の馬場も問題はない。うまく流れに乗って運べれば」と南井師は得意のコースでの戦いを楽しみにする。
前走で1年4か月ぶりの勝利を挙げたエーシンジャッカル。昨年のニュージーランドTで2着の実績があるように1000万下では力が違った。「追い切りはしまい重点だったが、前走であれだけのパフォーマンスをした後だけに十分。騎乗した川田ジョッキーも柔らかみがあると言ってくれた。小倉の軽い馬場は合うので、もう1F延長でも頑張ってほしい」と高野師は期待を寄せた。
トップハンデ57.5キロを背負うダコールだが、惜敗続きにピリオドを打ちたいところ。「調教は前半ゆったり進んだが、単走でいい動きでした。夏場に勝っているし、小倉にも実績がある。前走は馬場が悪かったが、小倉の馬場はまだ荒れていないので」と中竹師は軽い馬場での争いを願う。
提供:デイリースポーツ