21日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1400m)は、北村宏司騎手騎乗の4番人気シルクプライズ(牡2、美浦・河野通文厩舎)が、道中好位追走から直線早めに抜け出すと、直線追い込んだ2番人気ソブリンソニックを1.1/4馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは1分22秒9(良)。さらに3馬身差の3着に1番人気マイネルヴァイゼが入った。

　勝ったシルクプライズは、父コロナドズクエスト(その父フォーティーナイナー)、母Citidance Missy(その父Citidancer)という血統の外国産馬。父コロナドズクエストは、98年トラヴァーズS(米G1)、ハスケル招待H(米G1)など米G1・2勝を含む17戦10勝で引退、種牡馬入り。産駒にはソサエティセレクション Society Selection(牝3、フリゼットS、テストS-共に米G1)を筆頭に、日本では02年東京スポーツ杯2歳S(G3)3着など現2勝のバロンカラノテガミ(牡4、美浦・阿部新生厩舎)がいる。シルクプライズは、7月31日のデビュー戦(新潟・芝1400m)でフェリシア(牝2、美浦・上原博之厩舎)から1.7秒差の7着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。