21日、新潟競馬場で行われた新潟ジャンプS(J・G3、芝3250m)は、宗像徹騎手騎乗の2番人気デモリションマン(セン6、美浦・古賀史生厩舎)が、好位追走から先に抜け出し、追い込んできた12番人気ライトパシフィックをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは3分32秒3(良)。さらに1.3/4馬身差の3着に13番人気ドゥーワンズベストが入り、3連複は33万970円の高額配当となった。1番人気のメジロロンザンはスタート直後から先頭に立つも最下位14着に敗れた。
勝ったデモリションマンは、父フジキセキ、母レジナサンドラ(その父ノーザンテースト)という血統。従兄には94年阪神大賞典(G2)など重賞3勝ムッシュシェクル(牡16、父リアルシャダイ)、93年毎日杯(G3)を制したシクレノンシェリフ(牡14、父リアルシャダイ)がいる。今回の勝利が重賞初制覇で、通算成績は28戦5勝(うち障害4戦3勝)。鞍上の宗像徹騎手は初重賞制覇。管理する古賀史生調教師は、サーガノヴェルで制した02年クリスタルC(G3)以来の重賞制覇で、通算8勝目。障害重賞は初制覇。