ビワシンセイキ、屈腱炎発症

2004年08月30日 11:46

 12日の前走ブリーダーズゴールドC(交流G2)で3着したビワシンセイキ(牡6、栗東・松田博資厩舎)が、左前屈腱炎を発症していることが判明した。全治に関しては現在不明。近日中に、千歳市の社台ファームに放牧に出される。

 ビワシンセイキは、父フォーティナイナー、母オシアナ(その父Northern Dancer)という血統で、伯父に名種牡馬Storm Bird(牡26、デューハーストS-英G1)がいる。02年6月から5連勝で一気にOP入りすると、同年の東京大賞典(交流G1)、翌03年フェブラリーS(G1)ではゴールドアリュールの2着に好走する。続くかきつばた記念(交流G3)で初重賞制覇を飾ると、その後も帝王賞(交流G1)で2着と、ダートの一線級で活躍する。03年12月のとちぎマロニエC(交流G3)制覇後は、勝ち切れない競馬が続き、前走のブリーダーズゴールドC(交流G2)でも、同厩タイムパラドックス(牡6)の3着に敗れていた。通算成績は33戦10勝(地方12戦2勝)。

 先日、引退が発表された昨年の2冠馬ネオユニヴァース(牡4、栗東・瀬戸口勉厩舎)に続き、8月に入ってからも、昨年の菊花賞(G1)馬ザッツザプレンティ(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎)、今年の天皇賞・春(G1)を制したイングランディーレ(牡5、美浦・清水美波厩舎)、今年の京成杯(G3)2着のマイネルマクロス(牡3、栗東・中村均厩舎)など、屈腱炎による引退、戦線離脱が相次いでいる。

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