米クラシック活躍のライオンハート、現役引退

2004年08月30日 13:38

 29日、トラヴァーズS(米G1・ダート10f)で1番人気に支持されながら最下位7着に敗れたライオンハート Lion Heart(牡3、米・P.ビアンコーヌ厩舎)が、レース中に右前脚第3指骨を骨折しており現役を引退することになったと、同馬を管理するP.ビアンコーヌ調教師が発表した。全治には半年かかるとのことで現役引退となったが、繋養先など種牡馬入りするかは現在未定。

 ライオンハートは、父Tale of the Cat、母Satin Sunrise(その父Mr. Leader)という血統で、半姉に99年フロリダオークス(米G3)を勝ったフレンチサティン French Satin(牝5、父フレンチデピュティ)がいる。ライオンハートは、デビューから無傷の3連勝でハリウッドフューチュリティ(米G1)を制覇。今年に入ってからは、米クラシックのケンタッキーダービー、プリークネスS(ともに米G1)で、スマーティージョーンズ Smarty Jones(牡3、父Elusive Quality)の2着、4着など惜敗が続いていたが、ロングブランチBCS(米G3・ダート8.5f)で圧倒的な1番人気に応え優勝すると、前走ハスケル招待H(米G1・ダート9f)では逃げ切り快勝。ポスト・スマーティージョーンズと目されており、スマーティージョーンズ引退後の、米最強3歳馬決定戦とも言えるトラヴァーズSでも1番人気に支持されていた。通算成績は10戦5勝で、重賞通算4勝(うちG1・2勝)。

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