牝馬限定のメイクデビューを制したのは2番人気のワンツーステップ(牝、父スウェプトオーヴァーボード、美浦・尾関)。道中は中団のインを追走し、直線では外へ。鞍上の田中勝が追い出すと、芦毛の馬体を弾ませて鮮やかに差し切った。勝ちタイムは1分10秒2。3/4馬身差の2着は好位のインでロスなく立ち回った7番人気のパティキュラリー。さらに3/4馬身差の3着には3番人気のブロンドヒロイン。1番人気のヒストリアドリームは好位追走からひと伸びを欠き、4着に敗れた。
田中勝は「気合をつけたらスッと反応してくれたし、センスのいい走りを見せてくれた。最後もいい伸びだったね」とレースぶりを評価。今後については「テンションが高くなりそうなところはあるが、これからが楽しみ」と課題を挙げつつも、将来性の高さを買っていた。
提供:デイリースポーツ